診療だより

瀧田医院(本院)・瀧田医院分院  平成17年6月発信


 来年度より、医療保険の体系が見直される。とくに高齢者のそれが抜本的に見直される。しかし、現在未だ基本的な枠組みさえ見えて来ない。高齢者のそれが抜本的に見直される論議が行われているにも関わらず、医療法では老年科の標榜が認められていない。一方、医学部では相当以前より老年科の講座の設置がなされている。医療保険の体系、とくに高齢者のそれの抜本的な見直しと共に、医療法の見直しをして老年科の標榜を認めるべきである。
 さて、少子・高齢社会を迎えて医療報酬での小児科やリハビリテーション科の位置付けは非常に重要であるが、それらの医療報酬は低く設定されている。小児科やリハビリテーション科の医師の医療報酬への関心の更なる高まりが期待される。
平成17年6月20日