診療だより

    

瀧田医院分院  平成16年 1月発信


瀧田医院分院では、訪問看護と訪問リハビリテーションを行っています。
それぞれについて御紹介したいと思います。

 1. 訪問看護とは・・

居宅で、介護を必要とされる方(主治医がその治療に必要な程度につき、寝たきりの状態、又は、これに準ずる状態にあると認められた人)で、主治医の指示に基づき、療養上のお世話及び、必要な診療の補助を行ないます。看護師が居宅にて実施致します。

<内容> (1)療養上のお世話  清潔保持の為の計画・実施
食事・排泄の援助   など
(2)診療の補助    一般状態の観察(体温、脈拍、血圧、呼吸、全身状態、むくみ など)
床ずれなどの処置や床ずれができない為の指導、在宅酸素や尿カテーテルなどの管理
医師や他職種への連絡など、連携を図る
(3)リハビリテーション 状態により寝たきりを予防したり、現状維持の訓練を計画・実施(筋力強化や寝返り、起立、歩行訓練 など)
(4)精神的支援   
(5)家族支援    

 2.訪問リハビリとは・・

居宅で、介護を必要とされる方で、症状が安定期にあり、日常生活の自立を助ける為に診療に基づき、行なわれるリハビリテーションです。理学療法士、あるいは、作業療法士が居宅にて実施致します。

<内容> (1) 予防的リハビリテーションを始めとし、主に、日常生活動作がスムーズに行なえるよう、訓練を計画実施 (拘縮予防、筋力強化、寝返り、起立、歩行 など)
(2) リハビリテーションの家族への指導、支援 (介助方法、家庭内における環境整備、器具使用などの助言 など)
(3) 精神的支援
(4) 医師や他職種への連絡など、連携を図る

 3.当医院における訪問看護・訪問リハビリテーションの特徴  
 
(1) (医)瀧田医院は、訪問看護ステーションは立ち上げていません。瀧田医院分院の医療機関として実施しています。
(2) 当医院主治医(瀧田先生)が条件です。
(3) 医療保険ではなく、65歳以上の方は介護保険を利用します。
 
 4.当医院の訪問看護・訪問リハビリテーションを御利用の手順 

(1) 当院主治医からその必要性を認められた場合
本人あるいは家族が、ケアマネージャーに連絡を取り、当院担当者へ連絡をもらう。(又は、当院担当者からケアマネージャーへ連絡を図る。)
(2) ケアマネージャーから依頼の場合
当院主治医であることを条件とし、瀧田先生及び担当者へ連絡をもらう。リハビリの場合、受診したことがない方は、カルテ作成を行ない、他院からの紹介状を必ず提出してください。受診困難な方は、往診します。
(3) 本人、家族から御要望の場合
まず、瀧田先生へ御相談ください。


以上、訪問看護・訪問リハビリテーションについて御紹介しましたが、不明な点がありましたら、御遠慮なく下記担当者まで御相談ください。
瀧田医院分院  0569−36−2111
担当 山口 です。宜しくお願い致します。