診療だより

「 本院と分院の関係 」

瀧田医院分院  7月発信  

img/chusya.gif

 (医)瀧田医院には、医療機関として瀧田医院(本院)とタキタデイプラザ内にある瀧田医院分院があります。前者の管理者(院長)は内科医の瀧田資也(もとなり)、後者のそれは小児科医の瀧田恭代(やすよ)です。

 前者は内科と小児科、後者は更にリハビリテ−ション科を標榜しています。両者はいわばチェ−ン店です。と言っても医療機関の場合、外食産業等のように一般に同じメニュ−で経営してはいません。例えば、各々の医師は一部重複する場合があっても一般に違います。又、本院は内科を標榜、分院は眼科を標榜しています。更に、本院は病院で分院は診療所という経営です。しかし、当方は各々の医師は全く同じ、標榜している科も内科と小児科は同じの診療所です。違うのは、分院がリハビリテ−ション科も標榜していることです。尚、管理者(院長)も違いますが、法律上本院と分院の管理者(院長)は同じではいけないという規制がある為です。

 では、何故(医)瀧田医院があえて分院を設立したかということです。それは、リハビリテ−ション科を設立する為です。但し、リハビリテ−ション科を設立するだけなら、本院に併設すれば済むことです。しかし、(医)瀧田医院は本院と別の場所にタキタデイプラザを設置して、そこのタキタシニアプラザで介護保険下での居宅通所介護を行なうことになりました。そこの利用者にはリハビリテ−ションが必要です。介護保険下でリハビリテ−ションもできますが、きめ細かくする為に医療保険下のリハビリテ−ションが必要です。そして、それがスム−ズにできるようにする為には、タキタデイプラザ内に診療所を設置して、そこでリハビリテ−ションをすることが望ましいと考えました。尚、タキタシニアプラザを利用しておられる老人をも診る内科も併設しました。更に、タキタデイプラザ内のタキタキッズプラザでの病児保育に関連して小児科も併設しました。

 恭代は、本来は小児科医ですが、瀧田医院分院の管理者(院長)である為に、朝と昼は分院で小児科のみならず、内科やリハビリテ−ション科を診て、そして夜は本院で小児科を診てと、一日が「アッ」と言う間に過ぎてしまう今日この頃です。