平成15年
9月発信

  1号

開所して3年が過ぎました。
100歳以上の老人が9月末で2万561人と、今年初めて2万人を突破し、5年間で倍増しています。
100歳以上の方を100年、つまり、1世紀(センチュリー)を生き抜いた方と言うことで、「センチュナリアン」と呼びます。タキタシニアプラザでは、9月1名、ショートステイを利用されています。
日本では65歳以上を「老人」としていますが、それは昭和34年(1959年)日本老年医学会が誕生した時の定義に起因しています。その元はドイツの年金保障制度が65歳以上を対象としていたことにあります。つまり、医学的なしっかりとした根拠がある訳ではありません。60歳以上としている国も多くあります。聖路加国際病院理事長・名誉院長の日野原重明先生は、ご自身も明治44年(1911年)生まれで92歳ですが、未だお元気で医師として活躍され、75歳以上を「新老人」と提唱されておられます。但し、自立して生き甲斐を持って生活していると言うことが条件です。更に、85歳以上を「真老人」と提唱されておられます。
タキタシニアプラザも、これから年々デイサービスやショートステイを利用される方々の平均年齢が高くなるでしょう。



秋発の2号版は、11月に発信の予定です。ぜひご覧ください。