平成14年
11月発信

介護保険のIT化

福祉においてもIT化が進んでいます。
今回は、介護保険に絞って記します。
介護保険サービス提供機関の内の居宅介護支援事業所や施設(老人福祉施設・老人保健施設・療用型病床)の介護支援専門員(ケアマネジャー)は、利用者の介護面でどのようなサービスをすれば良いかの介護計画の作成をコンピュータで対応することが多いのですが、そのことはあくまで事務作業の一環に過ぎず、介護支援専門員(ケアマネジャー)は、利用者やその方の家族や主治医との相談・連携が大切です。
介護保険サービス提供機関は、介護保険の報酬をサービスした介護の内容をコンピュータで処理をして、それを介護報酬請求書(レセプト)に記して国民保険連合会に送付します。その際、レセプトは手書きは極く少数で、大部分の介護保険提供サービス事業所はコンピュータで処理をして記します。尚、内容をレセプト用紙に記して届けるのではなく、フロッピーで届けたり、伝送します。
介護保険は内容が医療保険と異なりパターン化がし易い為、介護報酬請求のIT化は医療保険より一歩先んじています。
尚、介護保険サービス提供事業にいくらIT化が進んでも、介護保険サービス提供事業の基本は人と人との交流です。